首相と閣僚、靖国参拝せず 22年以来、秋季例大祭終了
東京・九段北の靖国神社で開かれた秋季例大祭が19日、終了した。17日からの期間中、石破茂首相と閣僚による参拝はなかった。衆院選期間中であることや、中韓両国の反発を考慮したとみられる。春と秋の例大祭と終戦の日に閣僚が参拝しなかったのは、岸田内閣だった2022年4月の春季例大祭以来。 首相は岸田文雄前首相や菅義偉元首相の対応を踏襲し、17日に「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。首相の他には尾辻秀久参院議長、福岡資麿厚生労働相が真榊を納めた。 超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は衆院選のため、一斉参拝を延期した。