【ドラフト】ヤクルト１位の中村優斗は中日１位・金丸夢斗にライバル心「新人王を狙って切磋琢磨できれば」
プロ野球のドラフト会議が24日、都内ホテルで行われ、ヤクルトから1位指名を受けた中村優斗投手（21＝愛工大）は「（ヤクルトは）チームの雰囲気が明るくて打撃もいい。自分もチームの一員として頑張っていきたい」と笑顔で語った。 対戦してみたい打者として子供の頃から憧れの存在だったという巨人・坂本勇人の名前を挙げたMAX160キロ右腕だが、ひそかにライバル心を燃やしているのが中日が競合の末、交渉権を引き当てた金丸夢斗投手（21＝関大）だ。2月には共に侍ジャパンのメンバーに選ばれ、3月7日の欧州代表戦では金丸が2回無失点、中村も1回を無失点に抑えている。「連絡もたまにしますし、いい仲でやれている」と金丸について語った中村だが「自分自身も金丸が大学生の投手の中で1番いいという認識をしている。プロの世界で金丸を追い越して活躍したいという気持ちがあります」と負けるつもりはない。 「金丸自身もたぶん新人王を取りたいと思っているはず。自分も新人王を狙って切磋琢磨できればいいかなと思っています」。プロの舞台で2人がどんな投球を見せるのか注目だ。
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