ミネアポリス連銀総裁、利下げ急ぐ必要ない-確信得るため様子見
(ブルームバーグ): 米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は利下げを正当化するほどインフレが鈍化しているかどうか、政策当局は時間をかけて注視すべきだとの認識を示した。
同総裁はCNBCとのインタビューで、経済は「驚くほど強靱(きょうじん)」で、労働市場も特にサービス業において引き続き強いと指摘。連邦準備制度は今後の政策について一切の可能性を排除すべきではなく、様子見するのが賢明だろうと語った。
カシュカリ総裁の主な発言は以下の通り。同総裁は連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定で今年は投票権を持たない。
原題:Kashkari Says Fed Has No Reason to Hurry With Cutting Rates (抜粋)
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Jana Randow, Zoe Schneeweiss