オリックス・岸田新監督「本当に恩のある球団」「情熱を持ってやっていく」就任会見一問一答
オリックス・岸田護新監督(43)が11日、大阪市此花区の球団施設で就任会見を行った。中嶋前監督が指摘した「慣れ」の払拭へ「もう一度一丸となって、同じ方向を向いて戦っていけたら」と決意。選手とも年齢の近い青年監督は首脳陣、選手間で意思疎通が取れる環境作りをしていく重要性を語り、2年ぶりのリーグ優勝へ尽力する覚悟を示した。以下、一問一答。 【写真】V奪還へ会見で引き締まった表情を見せる岸田新監督 ◇ ◇ -オリックスで監督になる特別な思いは。 「オリックスしか僕は知りませんので。その間、選手、コーチとして見させていただきました。当然、特別に思っていますし、本当に恩のある球団だと思っていますので」 -厳しさをチームにどう伝えていくか。 「無理に厳しさだけを強調したとしても、きっとそれは薄っぺらいものになっていくと思います。そんな響かないことよりも、やっぱり情熱を持ってやっていくということ、そこを大事にやっていきたいと思います」 -今季途中から1軍でブルペン担当を経験。 「ずっと2軍でやらせてもらったので空気も違いますし、仕事の内容も2軍と1軍では変わってくる。勝ちを最優先する場で空気感だったり、言葉だったり、立ち姿だったり、いろんなところが違うなと感じましたね」 -自分に求められていると思うところは。 「(チームを)新しくというところと、みんなが思いきってプレーして、失敗を恐れずにやっていける。はつらつとすがすがしくやっていくことが大事かなと思います」