センバツ高校野球 学石「勝って恩返し」 主将ら、知事に健闘誓う /福島
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する学法石川の小宅(おやけ)善叶(よしと)主将(2年)らが27日、福島市の県庁に内堀雅雄知事を訪ね、甲子園での健闘を誓った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち この日は小宅主将のほか、佐々木順一朗監督、森涼校長がセンバツ旗を持って訪問した。森校長が「33年ぶりの春のセンバツ出場になる。ぜひ知事もテレビの前で応援してほしい」とあいさつした。内堀知事から昨秋の東北大会について尋ねられた小宅主将は、「(昨夏の県大会で)悔しい負け方をしたからこそ、1球の大切さや諦めない気持ちを学んだ。東北大会の勝因になった」と振り返った。内堀知事は「チーム一丸となってベストなプレーをしてほしい」と激励した。 訪問を終え、小宅主将は「センバツに出場できるのはたくさんの方々の支えがあったから。一つでも多く勝ち恩返ししたい」と意気込みを語った。【松本ゆう雅】