コロナが5類移行後初のゴールデンウイーク 宿泊業は好調も課題は深刻な人手不足
鹿児島放送
新型コロナが5類感染症に移行されてから初めてのゴールデンウィークが迫っています。 県内のホテルでは宿泊の予約が活況のようです。 今年のゴールデンウィークは4月27日から29日までの3連休と、5月3日から6日までの4連休となっていて、4月30日から5月2日を休みにすると最大10連休です。 鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルは4月の3連休が9割り、5月の4連休はほぼ満室に近い予約が入っていると言います。 【鹿児島サンロイヤルホテル予約センター 野田武章 課長】 「全体的に旅行に行こうという空気が盛り上がっていたのですが、今年はどうかなと不安ではあったんですが結構、予約で埋まっていたということでホッとしている状況でございます」 旅行会社大手・JTBの調査では今年、ゴールデンウィーク期間中に1泊以上の旅行に出かける人は2332万人と去年の101.8%。 コロナ禍前=2019年の9割にまで回復すると見込まれています。 サンロイヤルホテルでは関東や九州からの予約が多く、さらにインバウンドの回復で韓国・香港などからの予約も多く入っているといいます。 【鹿児島サンロイヤルホテル予約センター 野田武章 課長】 「期待とともに気を引き締めて準備を整えているところでございます」 しかし、ホテルや旅館の人手不足が全国的に深刻化していて、県内でも地方の施設では食事付きの宿泊プランを 素泊まりに変更するなど稼働を抑えて対応するところも出てきています。 【鹿児島サンロイヤルホテル予約センター 野田武章 課長】 「人が足りない部署、忙しい部署に他の部署から応援に回ったりとか全員攻撃で営業しております。ゆっくり楽しんで頂くことを念頭に置いて営業させていただこうと思っております」