大西 熊本市長「全国交通系ICカードは11月16日から使えなくなるので、早めの準備を」
テレビ熊本
熊本県内のバス事業者と熊本電鉄電車では、決済システムの更新のため、11月16日からSuica(スイカ)などの全国交通系ICカードが使えなくなります。 25日の会見で、熊本市の大西市長は改めて早めの準備を呼びかけました。 熊本県内のバス各社と熊本電鉄電車は、Suicaなどの全国交通系ICカードは決済機器の更新費用がかさむことから、11月15日で廃止。 来年3月上旬からは費用負担が約半分のクレジットカードなどを使ったタッチ決済を導入します。 機器の更新のため、11月16日から来年3月上旬までの約4カ月間、決済手段は『くまモンのICカード』、または現金のみとなります。 25日の定例会見で、大西 熊本市長は次のように述べました。 【熊本市 大西 一史 市長】 「スイカなどの交通系ICカードがモバイル型も含めて使えなくなる。更新期間中は利用者にご不便をおかけしますが、11月16日から使えなくなるので、早めの準備をお願いします」 一方、来年度、決済機器の更新時期を迎える熊本市電については、「全国交通系ICカードを廃止するかどうかは、引き続き検討を行う」と述べました。 【熊本市 大西 一史 市長】 「市電の交通決済手段について、これからバスが切り替わっていくので、その状況を踏まえることが必要」 熊本市電では、クレジットカードのタッチ決済で1日上限360円となるキャンペーンを行っている他、来月1日からは新たな海外ブランドのQRコード決済を導入するなど、全国交通系ICカード以外の決済手段を強化中。 大西市長は「市電については、アンケート調査を実施し、不便にならないよう取り組みたい」と述べました。
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