神村学園ーエナジック　力投するエナジックの久髙颯＝２６日、大分市・別大興産スタジアム

　高校野球の秋季九州大会が26日、大分市の別大興産スタジアムを主会場に開幕し、1回戦でエナジック（沖縄2位）が2―1で神村学園（鹿児島1位）を破って準々決勝に進んだ。 プロ野球ドラフト会議で西武ライオンズから6位指名を受けたエナジックスポーツ高等学院の龍山暖捕手 　エナジックは五回裏、2死一、二塁の好機に山城幹大が左前適時打を放ち先制した。六回裏には2死二塁から伊佐英太が中前適時打を放って追加点を挙げた。 　先発したエース左腕の久髙颯は神村の強力打線を相手に8回まで無失点の好投。9回のピンチを1失点に抑え、完投勝ちした。 　エナジックは28日の準々決勝で専大熊本（熊本1位）壱岐（長崎2位）の勝者と対戦する。