『開運！なんでも鑑定団』取材会の模様（C）テレビ東京

　テレビ東京『開運！なんでも鑑定団』で約7年半にわたりアシスタントを務めた片渕茜アナウンサーが、報道番組に専念するため4月をもって番組を卒業する。そして片渕アナに代わり、元櫻坂46の菅井友香が新MCとして今田耕司・福澤朗とタッグを組むが、このほど行われた収録後、菅井、今田、福澤が囲み取材に応じた。 【全身ショット】華やかなドレスで登場した菅井友香 　1994年4月19日に放送を開始し、今年放送30周年の節目を迎えた同番組。2日午後6時25分から放送される『テレビ東京開局60周年特別企画　開運！なんでも鑑定団 祝！30周年春の3時間半スペシャル』で、片渕アナが卒業を発表するとともに、菅井がスタジオ初お披露目となる。片渕アナは4月16日の通常放送回が最後の出演、菅井は4月23日放送回からの出演となる。 　菅井は「生まれる前から放送されていて、小さい頃から家族でずっと見ていた番組だったので、こんな愛される番組に、まさか自分がMCとして参加させていただけるなんて夢かなと思いました。でも、こうして収録に参加させていただいて、夢じゃなかったんだと（笑）。しっかりと受け継ぎたいなと、気持ちを引き締めているところです」と初々しく意気込み。 　続けて「福澤さんは知識量が本当にすごくて、お宝を見て、時代背景とかをすごく話されていて、私もヒントにさせていただいています（笑）。最初、お宝をめくるのにもすごく緊張していたのですが、今田さんが菅井ちゃんってお話してくださったり、本番中もさすがのトーク力で、圧倒されています。お宝を見る時には、今田さんがカメラにお尻を向けてご覧になっていて、こうやって楽しんでいいんだな」と笑顔を浮かべた。 　一方、福澤は「ウチの息子が、これまでほとんど鑑定団には興味を示さなかったのですが、この度、菅井さんがMCに加わると聞いて、おおっと食いつきまして（笑）。息子は、菅井さんが所属されていた欅坂・櫻坂の大ファンで、何度もライブに行って、タオルがいっぱいあります」とうれしそうに報告。「菅井さんに期待することは、この番組は本当に地獄絵巻みたいな展開になる時があるんですよ。その時に、僕と今田さんではどうしようもないので、地獄で出会った天使のように温かい一言をかけていただけたら」と呼びかけた。 　菅井が「傷口に塩を塗らないように」と語るも、今田は「ちなみに先ほどの収録で『こんな時にどうしますか？』って聞いたら『真実がわかってよかったですね』と、傷口に塩を塗るような…さわやかな笑顔で（笑）。これは持ち味だなと思いました。思ったことを素直に表現したらいいかな」とエール。「見た感じの清涼感で、たいていのことは浄化されるので。これは才能だなと。（片渕）茜ちゃんにも通じる部分で、それって生まれてきた環境であったり、いろんなことが加味されているものですから、そういったところを出してもらいたいです」と期待していた。