【MLB】ロイヤルズ投打振るわず6連敗 シンガー12敗目 ガーディアンズの2年ぶりとなる地区優勝が決定
【ジャイアンツ9-0ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間9月22日、ロイヤルズは本拠地カウフマン・スタジアムでのジャイアンツ3連戦の2戦目を迎え、投打とも振るわず0対9で大敗して6連敗。この結果、マジックナンバーを「1」としていたガーディアンズの2年ぶりとなる地区優勝が決定した。ジャイアンツ先発のランデン・ループは5イニングを3安打無失点に抑え、記念すべきメジャー初勝利(1敗)をマーク。ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは4本のアーチを浴びるなど、6回途中7安打6失点で12敗目(9勝)を喫した。 【動画】ジャイアンツのラモンテ・ウェイドJr.が先制の7号ソロを放つ 初回にラモンテ・ウェイドJr.の7号ソロで先制されたロイヤルズは、4回表にウェイドJr.の8号ソロ、マット・チャップマンの25号ソロと二者連続アーチを浴び、3点を追う展開に。6回表にはチャップマンの26号ソロ、カート・カサリの2点タイムリー、マイク・ヤストレムスキーの18号3ランで一挙6点を追加され、大量9点のビハインドとなった。打線はジャイアンツ投手陣から最後まで得点を奪えず、0対9で大敗。ここにきて6連敗を喫し、9年ぶりのプレーオフ進出に向けて正念場を迎えている。 2年ぶりの地区優勝へのマジックナンバーを「1」としていたガーディアンズは、カージナルスに勝つか、ロイヤルズがジャイアンツに負ければ優勝が決まる状況だったが、先に行われた試合でロイヤルズが負けたため、カージナルス戦の結果を待たずに地区優勝が決定。39歳のスティーブン・ボート監督は就任1年目でチームを優勝に導いた。とはいえ、ガーディアンズはヤンキースとの熾烈なリーグ最高勝率争いが続いており、プレーオフをより有利な立場で戦うためにも、落とせない試合が続いていく。