温泉むすめでスタンプラリー 7共同浴場で8日から―伊東
伊東市内の共同浴場7施設が観光推進のため8日から、温泉地の擬人化プロジェクト「温泉むすめ」を用いたスタンプラリーを実施する。伊東の共同浴場が温泉むすめの企画をするのは初で、景品に限定クリアファイルを用意し、のぼり旗を立てファンを迎える。来年1月31日まで。 伊東温泉を擬人化した「伊東椿月」を活用し、共同浴場の知名度向上や利用促進を狙う。参加は恵比寿あらいの湯、岡布袋の湯、鎌田福禄寿の湯、松原大黒天の湯、湯川第一浴場子持ち湯、湯川第二浴場弁天の湯、湯川第三浴場汐留の湯。市観光振興事業の一環で、伊東観光協会が主催し各区が協力する。 浴場に一般入浴料で入ると専用の台紙にスタンプが押され、三つ集めるとファイルと交換できる。台紙の配布とファイルの交換は、キネマ通りの伊東アンテナショップぬくもーるで行う。台紙の配布は1人1日1枚まで。 ファイルには伊東椿月のイラストと共同浴場の情報を載せた。のぼり旗は対象施設の前などに立てる。井原孝・松原区長は「評判を呼ぶと思う。源泉かけ流しの浴場に入ってもらうきっかけにしたい」と話した。 事業実施には以前から温泉むすめの企画をしていた、キネマ通りの商店が協力した。居酒屋元気の多田忍さんは「ファンには温泉好きの人もいる。ラリーと既存の商店を合わせ、街中に導線ができる」と期待を述べた。問い合わせはぬくもーる〈電0557(35)9260〉へ。
伊豆新聞デジタル