精神障がいのある人たちが手がけた「こころの絵画・書道展」 宇都宮
とちぎテレビ
精神障がいのある人たちが手がけた絵画と書道の企画展が12日から宇都宮市内で始まりました。 栃木県総合文化センターで始まった「栃木こころの絵画・書道展」は精神障がいのある人に絵を描くことや書道を通して、文化活動への参加を促し、県民の理解と交流を深めることを目的に県内の精神科病院で構成する「県精神衛生協会」と栃木県が毎年開いているものです。 県内の病院などに入院または通院している人たちが、日々の作業療法やリハビリなどを通して作った作品、およそ170点が展示されています。 個人だけではなく共同で制作したものもあり、その中から、入選作品が選ばれました。 絵画部門で最高賞の金賞を受賞したのは、「無」と題された作品で、さまざまな色を織り交ぜて、表現されています。 そして、書道部門の金賞は「宇宙に存在する一切のもの」を意味する「森羅万象」の文字を力強く書いた作品が選ばれました。
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