阪神育成ドラ１工藤 目指す息の長い選手 初対面の先輩から刺激「秋山さんのように引退セレモニーも」
阪神育成ドラフト１位の工藤泰成投手（２３）＝四国ＩＬｐ徳島＝が２０日、徳島市内で「阪神×徳島 Ｘｍａｓ野球教室」に参加した。今季限りで現役を退いた秋山拓巳ベースボール・アンバサダー（ＢＡ）と初対面し、秋山ＢＡのように、引退セレモニーをしてもらえるような実績を残す決意を示した。 猛虎の一員として「息の長い剛腕」を目標に掲げているが、１５年間のプロ生活を終えたばかりの秋山ＢＡに刺激を受けた。「秋山さんのように引退セレモニーもやって、球団からも称賛してもらえるように。そのためには優勝、勝利に貢献しないといけない」。支配下を勝ち取るだけでなく、長年にわたって活躍を続けることの大切さを改めて胸に刻み込んだ。 筋トレと食トレで体作りに取り組んでいるが、秋山ＢＡの体つきを目の当たりにして、「デカさを感じましたし、自分ももっとデカくしていきたい」と意欲をたぎらせた。年末は秋田に帰郷するが、年始は徳島で元日から始動予定。「なまってると思うんで、しっかり体を起こして準備したい」と、ルーキーイヤーの幕開けを見据えた。
