現在放送中のドラマ『君が獣になる前に』に出演中の豊島心桜が2度目の週プレ表紙「初めてにしてはけっこういい感じに死ねました(笑)」
■血を吐く演技は特技といえるレベル!? ――3月で『めざましテレビ』(フジテレビ系)のイマドキガールを卒業したんだよね。 豊島 高2から20歳まで4年間やらせていただいたリポなどもすごく楽しかったので、最後は本当に寂しかったです。 ――一方で4月5日スタートのドラマ『君が獣になる前に』(テレ東系)に出演。ここでは初めて殺される役に挑戦したんだよね。 豊島 はい、初めて殺されたんですけど、やってみてすごく楽しかったです。これからも役の中なら殺されてみたいって思いました(笑)。 ――どういうふうに楽しいの? 豊島 当たり前ですけど、死ぬ経験って周りの演者さんも含めて誰も経験してないことじゃないですか。そういうことを演じると思うとすごくワクワクしました。 ――何かを見て勉強したの? 豊島 戦争系の映画とかを見ましたね。ただ、今回の私の役は刺されたり、撃たれたりして死ぬわけではないので、そこまでは参考にならなかったかもしれないです。初めて血を吐く演技をしたんですけど、すごくうまいと監督にホメられたんです。「特技の欄に書けるよ」って言われて(笑)。 ――すごいホメられ方だね。 豊島 アドレナリン出まくりましたし、自分でもけっこういい感じに死ねてるんじゃないかと思いました。今度、機会があったら逆に殺す側の役もやってみたいなって思いました。 ――心桜(こころ)ちゃん、ホラーとかを見るのって大丈夫なの? 豊島 作品として見るのは大丈夫なんですけど、実際に血が出るのはダメなんです。特に針で刺されるのは痛いし、本当に苦手なんです。 ――じゃあ注射はダメなんだね。 豊島 はい。この前、花粉症がひどいので病院に行ったら、アレルギー検査しますかって聞かれて、ノリで「はい」って言っちゃったんですよ。その後に「注射は本当に苦手なんです」って言ったら、横に寝てやろうかって言われて、看護師さんが幼稚園児をあやすように優しく話しかけてくれて......。 ――で、どうだったの? 豊島 刺されたとき超痛くて「痛い痛い痛い痛い」って言ってたら、「大丈夫、大丈夫」って完全に赤ちゃん扱いされました(笑)。 ――そこまで言うほど痛い? 豊島 めっちゃ痛いですよ。何よりも痛い。コロナのワクチンのときも私、あまりに痛すぎて接種場で、ひとりで静かに泣いてましたもん。 ――大げさでしょ、それ(笑)。 豊島 いや、本当にダメなんです。もう一生、注射はしたくないですね。