伊藤健太郎“身勝手退所”で本格復帰に黄信号…2億数千万円の違約金はほったらかし?
2020年10月、ひき逃げ事故を起こし、道路交通法違反などの容疑で逮捕(後に不起訴処分)され芸能活動を休止した後、21年6月から活動を再開していた俳優の伊藤健太郎(27)。9月10日には、復帰に駆け回った所属事務所のイマージュエンターテインメントから退所、別の事務所に移籍すると報じられ、関係者からその不義理な姿勢に疑問の声が上がっていた。 【写真】インスタグラムで近況を報告する伊藤健太郎 さらに25日配信の「デイリー新潮」が、「違約金の支払いが2億数千万円残っており、退所後の前事務所への返済プランも白紙」「イマージュは、退所そのものは引き留めなかったようですが、立て替えている違約金の返済については、どうするのか弁護士を通して彼に問い合わせ中」との関係者のコメントを報じた。記事によれば、移籍先は、小栗旬(41)が社長を務める大手事務所「トライストーン・エンタテイメント」であり、違約金の処理について話し合いが持たれている状態だという。 伊藤は事件後、映画や舞台を経て、今年春のドラマ「街並み照らすヤツら」(日本テレビ系)で約3年半ぶりに地上波復帰を果たしたばかり。やっと復帰の足掛かりが見えてきたところでの、違約金完済のめどが立たぬままの電撃移籍。あるドラマ関係者はこう話す。 「最悪の辞め方ですよ。彼はいまだに若手イケメン俳優として自分を過信しているんじゃないか。代わりの俳優なんていくらでもいる。イマージュは他の有名どころがいないので、伊藤を大事にしていたといえば聞こえはいいが、甘やかし過ぎていたのでしょう。本人としては、もっと仕事がしたいと思い、トライストーンなら仕事が入るはずと思っているかも知れないが、そう簡単に行くとも思えない。下手すると訴訟沙汰になってもおかしくない案件だと思う」 まさに後ろ足で砂をかけるようなやり方は、業界でも反発を食うだろうと、この関係者。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。 「彼は自分が起こしたことの重みがいまひとつわかっていないのではないでしょうか。不起訴になったとはいえ、ひき逃げ事故を起こしたというイメージはずっとついて回る。それを払拭するためには、地道に仕事を積み上げていくしかないのですが、それは容易なことではない。その道筋が見えかけた矢先にこうしたトラブルが発覚しては、またイメージが悪くなってしまうでしょう」 身勝手な振る舞いには、まだまだひと山ふた山ありそうな波乱含み。本格復帰に黄色信号か。 ◇ ◇ ◇ 出演作に原作がある場合、それを読むのは当然のこと。だが、伊藤健太郎の場合は必ずしもそうではないようだ。●関連記事【もっと読む】伊藤健太郎の実写化作品で「原作読まない」発言が物議…“移籍後”のオファーにも影響か?…では、自身の出演作である「今日から俺は!」では原作を読まなかったとする伊藤のビッグマウスについて伝えている。