“パニック安”株価大暴落…1日で4400円超下落 「新NISA」投資どうすべき?
日テレNEWS NNN
東京株式市場が歴史的な大暴落となった5日、日経平均株価は1日で4400円以上値を下げて取引を終えました。かつて世界的に株価が暴落したブラックマンデーを超える下げ幅に、嘆きの声も聞かれました。 ◇ まさに“暗黒の月曜日”の再来。証券会社では、電話が鳴り止みません。
「1、2、3、4銘柄?」 「ちょっと売られすぎですね。“パニック売り”も入っていたり」 その内容は、「株を売りたい」という投資家たちからの問い合わせです。 このパニック状態で、5日の日経平均株価は大暴落。取引開始の午前9時から約15分で2500円以上も下落しました。すると午後には…
記者 「いま日経平均株価の下げ幅が3000円を超えてきました」 下げが止まらず、売りが売りを呼ぶ“パニック安”となり、下げ幅は一時4700円を突破。終値は3万1458円42銭となり、1987年にアメリカで起きた大暴落、“ブラックマンデー”を超える過去最大の下げ幅となりました。(下落幅 8月5日:4451円 1987年:3836円)
今年3月、終値が初の4万円台に乗り、7月に最高値を更新したのも束の間。1か月もたたずに1万円以上下落しています。 5日の大暴落に鈴木財務相は… 鈴木財務相 「引き続き高い緊張感を持って、内外の経済・金融市場の動向について、注視をしてまいりたい」 ◇ アメリカの景気減速への懸念と急激な円高が要因とされている、株価の急落。投資する人からは嘆きの声も聞かれました。
投資歴20年・会社経営者(50代) 「利益が出ていた分の半分くらいは飛んでる(減った)んじゃないですか。NISAとかで株をたくさん買った方は、きついんだろうなと思います」 「新NISA制度」も始まり、一般にも浸透してきた「投資」。“パニック”になる人もいるかもしれませんが、証券会社の担当者は… 岩井コスモ証券・東京コールセンター長 本間大樹さん 「短期的な視点と中長期的な視点を分けて考えないと(いけない)」