「めちゃくちゃ怖かった」子どもの姿も…下帯姿で綱よじ登る奇祭「七日堂裸まいり」福島・柳津町
テレビユー福島
今年一年の幸せと無病息災を願い、下帯姿の男たちが綱をよじ登る、福島県柳津町の奇祭「七日堂裸まいり」が、7日夜、行われました。 【写真を見る】「めちゃくちゃ怖かった」子どもの姿も…下帯姿で綱よじ登る奇祭「七日堂裸まいり」福島・柳津町 午後8時半、鐘の音と同時に、下帯姿で113段の石段を駆け上がる男たち。気温2℃を下回る中、手水鉢の冷たい水を浴び、身を清めます。柳津町の福満虚空蔵尊・円蔵寺で行われた「七日堂裸まいり」。1000年以上続く新春恒例の奇祭です。 その昔、只見川に住む龍神から宝物を守るために、本堂で人々が結束して、龍神を追い返したことが始まりとされています。 今年は170人が参加。たどり着くと願いが叶うとされる大鰐口を目指して、長さ5メートルの綱をよじ登りました。 一番に登った人「今年一年のいいスタートを切れるように、走って登った」 中には、小さい子どもの姿も。地元の親子が挑戦し、見事綱を登り切りました。 参加した子ども「めちゃくちゃ怖かった。(願いは)登り続けること」 父親「年男なので、へびのようにしなやかに人生を送れたらいい」 参加した人たちは、一年の幸せと無病息災を願って、勇ましく挑んでいました。
テレビユー福島