リアム・ペイン、ホテル従業員から薬物を入手か 転落数時間前にコールガールたちとパーティーしていた
先週ブエノスアイレスのホテルで転落死したリアム・ペイン。亡くなったとき、幻覚を起こす薬物の影響下にいたことが明らかになった。エンタメサイト「TMZ」が報じている。
宿泊しているホテルのバルコニーから飛び降りる前、ホテルのロビーで自分のノートパソコンを壊すなどの騒ぎを起こして部屋に連れて行かれていたというリアム。同サイトが入手した証言によると「彼の行動は常軌を逸して」いて、ホテル側は警察に通報し「アルコールと薬物の影響下にいるらしい攻撃的な男がいる」「誰か来てほしい」と訴えていた。現地のマスコミはホテルの部屋に白い薬物や使用済みのアルミホイル、ライター、シャンパンの入ったフルートグラスなどが残されていたことを示す写真を入手、公開している。
ブエノスアイレスの警察官は同サイトに「亡くなる直前のリアムは幻覚と精神病的発作を引き起こす強力な幻覚剤の影響下にあった」「クリスタルと呼ばれる薬物でハイになっていた」と語っている。クリスタルとはいわゆる覚醒剤。中枢神経を刺激する薬物が含まれていることが多く、そのために攻撃的な行動をとっていたと見られている。
検察当局は彼がホテルの従業員から薬物を入手したと考えていると話している。検察関係者が雑誌『ピープル』に「ホテルの従業員がリアムのために薬物を調達したという証拠があるようだ」とコメント、「その従業員はまもなく起訴される可能性がある」と情報を提供している。
またある情報筋の証言から、25歳の女性2人が転落の数時間前に、彼のホテルの部屋で一緒に酒を飲んだと検察官に話していることが明らかになった。しかし女性たちは薬物の使用について否定、一緒にいるときのリアムは普通に見えたと主張している。彼女たちは自分たちの職業が売春婦であることを認め、「エスコートサービスを提供しているプラットフォーム」を通じてリアムからコンタクトされたと言っている。2人がホテルに着いたのはその日の午前11時30分頃。数時間酒を飲み、女性たちは4時前に部屋を出たが、支払いをめぐってトラブルに。情報筋は「リアムが金を支払おうとしなかった」と話している。女性たちは午後4時頃ホテルを去った。リアムは午後5時過ぎに転落したと報じられている。