4月に引っ越しますが、2024年4月から宅配便が値上げすると聞きました。どのくらいの値上げでゆうパックとどっちが安いですか?
2024年4月から宅配便が値上げすると聞いたものの、具体的にどのくらい上がるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。また、ゆうパックを利用する場合とどちらが安いのか、知りたい人もいるでしょう。 本記事では、そのような人に向けて、宅配便の値段はどのくらい変わるのかや、ゆうパックと比べてどちらが安いかについて解説します。
宅配便はどのくらい値上げになるのか
2024年4月から、宅配便料金の値上げが実施されるため、4月以降に宅配便を利用する場合は改定料金で支払わなくてはいけない点に留意が必要です。ヤマト運輸株式会社は、国際情勢の不安定化に伴うコスト上昇など外部環境の変化を踏まえて、佐川急便株式会社は、持続可能な物流インフラの維持と品質の向上を目的に値上げを行うと、それぞれ、公式ホームページで発表しています。 まず、ヤマト運輸の運賃改定率は、サイズやお届け先によって変動があるものの約2%です。改定後に東京から中国地方まで現金決済で宅配便を送る場合、60サイズは1190円、80サイズは1480円、100サイズは1790円、120サイズは2110円、140サイズは2450円、160サイズは2770円かかります。 一方、佐川急便の運賃改定率は、飛脚宅配便の場合、平均7%程度です。改定後に東京から中国地方まで宅配便を送る場合、60サイズは1180円、80サイズは1470円、100サイズは1740円、140サイズは2440円、160サイズは2700円かかる予定です。
ゆうパックと宅配便はどちらが安いのか
ゆうパックは、日本郵便株式会社が提供している、荷物の縦・横・高さの合計が170センチメートル以下、重さ25キログラムまでが対象の配達サービスです。 料金は荷物のサイズやお届け先によって異なりますが、東京都から岡山県(中国地方)まで送る場合、60サイズは1150円、80サイズは1440円、100サイズは1780円、120サイズは2080円、140サイズは2440円、160サイズは2750円、170サイズは3890円かかります。 このことから、ゆうパックと宅配便の利用料金を比較すると、サイズによって異なる場合もありますが、東京から中国地方へ荷物を送る場合は、若干、ゆうパックのほうが安いといえるでしょう。ただし、具体的な金額はどこからどこへ送るのかによって変わるため、荷物を送る際に比較することが大切です。