和田アキ子“トド発言”大炎上でも『おまかせ!』降ろせない“裏番組”の存在 暴言リスクは「承知のうえ」
《失礼すぎる ありえない》 《打ち切りでいいんじゃね》 こんな声がXで相次いだのが、和田アキ子が司会を務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)についてだ。 【写真あり】和田アキ子が「トドみたい」と言った場面 8月11日の放送では、パリ五輪の女子やり投で、金メダルを獲得した北口榛花(はるか)選手が寝そべりながらカステラを食べるVTRを見て、和田が「トドみたい」と発言。これが、インターネット上で大炎上している。 これまでにも『アッコにおまかせ!』は、多くの“やらかし”をしてきた。スポーツ紙記者が語る。 「2024年3月3日放送では、その時点でまだ詳細が明かされていなかった、大谷翔平選手と結婚した、真美子夫人の情報について、決定的な内容を避けつつ番組で紹介していました。 しかし、番組の配慮を無視して、和田さんが『奥さまが、180cmくらいあるんでしょ?』と話してしまったんです。共演者の出川哲朗さんが『想像ですよね』と助け船を出し、アナウンサーが『何もわかっていないので!』と軌道修正する事態に。 なんとか、その場は切り抜けましたが、それを見ていた視聴者を中心に、このときもインターネット上で多くの批判が起きていました」 失言が続く、和田の出演自体に疑問の目が向けられることも増えてきたが、それでも、容易に番組を打ち切りにできない裏事情があるという。とある制作会社のプロデューサーは語る。 「ビートたけしさんが出演する、裏番組の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)の存在が大きいんです。 2016年4月に『TVタックル』が、日曜昼の時間帯に引っ越してきて以来、長寿番組同士の直接対決が続いています。どちらも政治や時事ネタに関心のある視聴者向けの番組ですが、『TVタックル』が事前収録なのに対して、『おまかせ!』は生放送。よりホットな最新情報がほしい視聴者を『おまかせ!』は取り込みたいわけですから、生放送はやめられません。 では、冠番組のタレントを外して、番組をリニューアルすればいいかといえば、そのほうが、リスクが高い。多少の和田さんの暴言、失言によるリスクは、承知のうえなんです」 毎週『おまかせ!』と『TVタックル』の世帯視聴率は、デッドヒートを繰り広げているという。番組継続については“人材難”も関係するようだ。 「和田さんを降ろして、時事ネタ系の番組を始めようにも、新MCは、たけしさんに対抗できるクラスのタレントでなければ、視聴率ではあっという間に負けてしまいます。 TBSとしては『おまかせ!』を打ち切りにする決断はなかなか下せないのが実情でしょう」(前出・制作会社プロデューサー) とはいえ、74歳を迎えたアッコにいつまでも“おまかせ”できるものだろうか――。
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