東大卒スーパー家庭教師が教える「中学受験で合格する子が幼少期やっていたこと」
心は読書で育む
えり 「体づくりの次は心ですね。心を育むことと、成績って関係あるのでしょうか?」 長谷川先生 「問題を解くときに『出題者はこういうことを聞きたいんだな』と他者の意図を汲める子が伸びるんですよね。思いやりが持てるということですね。そのためには、いろんな人の立場を知ったり、さまざまな気持ちに共感できる力がないといけないんです。 最難関・難関校に進む子どもたちには共感できる力があります。親御さんには、思いやりも意識的に育ててあげて欲しいですね。仲間をおもんばかれる子は、周りの協力も得やすく、チームでも結果を残しやすいです。勉強に関しても仲間と高めあうようになります。」 えり 「どのように思いやりを育むといいのでしょうか?」 長谷川先生 「親御さんがお子さんに思いやりを持つというのも大事です。この子はどんな気持ちでいるのだろうかと考え、共感を示すこと。受験生の親御さんでもお子さんの頑張りを誉めて認めて『よくやってる』とおおらかに捉える親子の方が上手くいくことも多いです。 また、読書も大事ですね。幼児期は読み聞かせをどんどんして親子で本に親しんで欲しいです。本が好き!楽しい!に導いてあげてください。」 参考:長谷川先生のブログ記事より ■子供を伸ばすオススメ読書100タイトル vol.4 ファンタジー小説編 https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12588311594.html ■子供を伸ばすおススメ本・グッズ 幼少期~低学年編 https://ameblo.jp/jyukuko/entry-12634130137.html
小学校低学年になったら勉強の習慣化も
えり 「小学校に入学したら、自宅学習もした方がいいですか?」 長谷川先生 「そうですね。引き続き、外遊びと自然体験、そして読書は楽しみつつ、計算力の土台を身につけておくと後がスムーズです。適切な難易度・スピードで進めてくださる公文がご近所にあれば利用されるのもおすすめですし、ご自宅で100マス計算に取り組まれるのもいいですね。」 えり 「どのくらいの量や時間をやらせるといい、という目安などありますか?」 長谷川先生 「量よりも習慣が大事です。毎日朝起きたらやる、とか、学校から帰ってきたらやるとか。低学年は勉強習慣を身につけることが1番力を入れるべきことですね。モチベーションとか関係なく、やることはやるというのが大事です。SAPIXのお子さんも上位層は朝勉の習慣が低学年でついていて、新小4からは毎朝SAPIXのテキストの基礎トレをやってたりしますね。」