【台風情報】今夜までに台風15号発生へ 台風13号は熱帯低気圧に 台風14号は沖縄方面へ 21日からの3連休は秋雨前線とコラボで大雨の可能性も 日米欧の進路予想比較【22日までの雨・風シミュレーション】
■今夜までに台風15号が発生予想 14号は沖縄方面へ 13号は熱低に フィリピン・ルソン島付近には熱帯低気圧がありますが、気象庁は17日夜までに台風へと発達する見込みとして進路予想を発表しています。中心付近の最大風速が17.2メートルを超えて台風の基準に達すると台風となり、台風15号となります。 【画像で詳しく確認】今夜までに台風15号発生へ 3連休は秋雨前線とコラボで大雨のおそれも【22日までの雨・風シミュレーション】 一方、大陸の上陸した台風13号は17日午前9時に熱帯低気圧へと変わりました。 それでは気象庁・アメリカ・ヨーロッパの予報機関が予想する各国の進路予想を見ていきましょう。 気象庁(JMA) 台風14号は、このあとも北西寄りへと進んで沖縄付近を通過後、大陸方面へと向かう予想です。それほど発達はしない予想で暴風域を伴うことはない見込みです。 台風15号となるとみられる熱帯低気圧は西へと向かい、南シナ海方面へと進むでしょう。日本列島に直接的な影響はない見込みです。 アメリカ海軍(JTWC) アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 17日朝の時点では台風14号については進路予想を発表しています。気象庁の進路予想と同じように沖縄付近を通過後に大陸方面と向かう予想です。最大風速の予想をみてもわかるように、こちらも特に発達させる予想とはなっていません。 3連休は秋雨前線とコラボで大雨の可能性も 22日(日)までの雨・風シミュレーション ■アメリカ・ヨーロッパ予報機関 台風14号は大陸後に日本へ向かう? アメリカ海洋大気庁(NOAA) 台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 アメリカ海洋大気庁の台風14号のアンサンブル予想の結果では、気象庁の進路予想と同じような傾向で北西方向へ進んで沖縄方面と向かう予想です。