16年凱旋門賞を制したファウンドとライアン・ムーア騎手

＜凱旋門賞のびっくり配当ベスト3＞ ※JRAで馬券が発売された16年以降。払戻金は日本国内のオッズに基づく。 　【1】21年・単勝1万1050円＝優勝馬トルカータータッソ 　記念すべき第100回の凱旋門賞は、14頭立てのブービー13番人気、ドイツのトルカータータッソが勝利し、大波乱を呼んだ。単勝は1万1050円。 　2着には2番人気のタルナワ、3着には1番人気のハリケーンレーンが入り、馬連2万960円、馬単7万2510円、3連単24万6370円といずれも高配当となった。 　なお、日本調教馬は3番人気クロノジェネシスが7着、6番人気ディープボンドが14着。 　武豊騎手はアイルランドのブルームに騎乗し、7番人気で11着だった。 　【2】16年・3連単38万60円、3連複5万5290円＝優勝馬ファウンド 　初めて国内で海外馬券発売が行われた一戦は、3番人気のアイルランド馬ファウンドが勝利した。2着は9番人気のハイランドリール、3着は8番人気のオーダーオブセントジョージで、A・オブライエン厩舎が1～3着を独占。3連複は5万5290円、3連単は38万60円の波乱となった。 　なお、日本から参戦し、1番人気に支持されたダービー馬マカヒキは14着に敗れた。鞍上はルメール騎手。 　【3】20年・3連単10万1080円＝優勝馬ソットサス 　地元フランスの5番人気ソットサスが首差で接戦を制した。鞍上は日本でもおなじみのC・デムーロ騎手。凱旋門賞初制覇だった。 　2着は4番人気のインスウープ、3着は3番人気のペルシアンキングで、3連単は10万1080円の好配当となった。 　17、18年に続く凱旋門賞3勝目を狙った1番人気エネイブルは6着に敗れた。 　なお、日本調教馬ディアドラは8着。武豊騎手は騎乗予定だったジャパンが出走取り消しとなった。