大関陥落の霧島、10勝で復帰の名古屋場所へ「そんなに落ち込むことはない。来場所10番勝てばいい」
大相撲の元幕内・石浦の間垣親方の引退相撲が1日、東京・両国国技館で開催された。カド番だった夏場所で途中休場し、大関陥落が決まった霧島(音羽山)も参加し、取組にも入った。休場原因となった首の状態については「まだ万全ではないです。稽古が(本格的に)始まったらどうなるか」と明かした。 休場中はテレビなどで本場所を見ていたという「結果はしょうがない」としながらも、「他の力士が頑張っているのに、自分がいない。それが一番悔しかったですね」と唇をかんだ。関脇に転落する名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)で10勝すれば、1場所で大関に復帰できる。「来場所で10番勝てばいい話。そんなに落ち込むことはないです。(休場は)いい勉強になったと思って、前のことは忘れてしっかり頑張って行きたい」と先に目を向けた。
報知新聞社