激辛料理早食い 津軽中里駅で「カーニバル」 青森・中泊町
青森県中泊町の津軽鉄道・津軽中里駅で17日、さまざまな辛口グルメを集めたイベント「激辛・旨辛カーニバル」が開かれた。名物の「激辛王決定戦」では、町内外から出場した男女10人が猛烈に辛い料理を食べ切る早さを競い、会場は盛り上がりを見せた。 イベントは、町内の団体や事業所などでつくる「駅フェス&マルシェ実行委員会」の主催。会場には同町や五所川原市の飲食店などがブースを出し、「激辛豚みそ丼」や「ピリ辛モツなべ」などの料理を提供、訪れた人々が買い求めて味わった。 激辛王決定戦の決勝では、インド原産の唐辛子「ジョロキア」を使った激辛の鍋焼きうどんが出された。観客から「がんばれ」などと大声援が送られる中、出場者は時折顔をしかめたり、水を飲んだりしながら懸命にかき込んだ。 見事優勝したのは青森市の「ノースグラフィックオート青森店」店長の山本群麻さん(36)。山本さんは「辛さは大丈夫だったけど熱かった。初出場で優勝できてうれしい。最高です」と満面の笑みだった。