女医の献体写真騒動 麻生泰氏、ネットの「臓器提供への不信感」に反応「ご怒りを鎮める事はできない」も…
「東京美容外科」の統括院長で医師・麻生泰氏(52)が27日、公式X(旧ツイッター)を更新。同院に勤務する医師・黒田あいみ氏(45)が、SNS上に不適切な写真を投稿したことについて、再度謝罪し、自ら「献体・臓器提供の意思」を主張した。 【写真あり】ガーシー容疑者の“恩人”麻生泰氏「権力争いに巻き込まれてしまった」容疑者の失敗点を分析 事の発端は、黒田氏がグアムでの「解剖実習」の様子を投稿したブログ。献体の前でピースサインをした写真をアップし、物議をかもしていた。その後、黒田氏は投稿を削除し、モザイク処理をしたつもりが不完全のまま公開していたと説明し謝罪した。 この騒動を受け、麻生氏は26日に改めて謝罪文を掲載。「グアム大学解剖セミナーにおける当院医師の不適切な投稿がございました。あらためて深くお詫び申し上げます。御献体をしてくださった方々への敬意が明らかに欠けておりました。本当に申し訳ございませんでした。心からお詫び申し上げます」とした。 この日は「今回の騒動で、沢山の皆さんに御迷惑をおかけした事をお詫び致します。私の指導力不足と対応能力の欠如を問われても仕方がないと考えております」と再度謝罪し、「Xのコメントにも沢山ございましたが、まず解剖を行なっている私自身が献体の意思を示す事も重要だと感じました」と、自ら献体の意志を示すとした。 「私1人が献体の意思を示したところで皆様のご怒りを鎮める事はできないと思います。しかしながら、医学の発展のためにとご献体された方々の気持ちを少しでも汲む事が自身の反省を示す事になると考えております」と、今回の投稿の意図を説明。「加えて私は、臓器移植に対しても肯定派です。私が、万一のことで脳死と判定された場合には、加えて、臓器提供の意思もここで示しておきたいと思います」とした。 最後に「献体や臓器提供を一度でも考えた事がある方やその御家族に対し、医療に対する信頼を妨げた事を、重ねてお詫び致します」と謝罪の言葉で締めくくった。