上地結衣 パラ3大会連続メダル確定あと1勝、完勝で4強入り<車いすテニス>
パリパラリンピック
パリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の車いすテニスは3日、女子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの上地結衣が第6シードのチュー・ゼンゼン(中国)に6-1, 6-2のストレートで完勝しベスト4進出を果たすとともに、パラリンピックで3大会連続のメダル獲得まであと1勝とした。 【上地結衣vsチュー 1ポイント速報・結果】 30歳で世界ランク2位の上地がパラリンピックに出場するのは4大会連続4度目。2016年のリオデジャネイロ大会ではシングルスで銅メダル、2021年の東京大会ではシングルスで銀メダル、ダブルスで銅メダルを獲得しており、今大会では悲願の金メダルを目指す。 今大会は1回戦で世界ランク32位のM・ヴェンター(南アフリカ)、2回戦で同21位のK・シャストー(フランス)を下し準々決勝に駒を進めた。 過去21戦負けなしと相性の良いチューとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、上地はファーストサービス時に87パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い先行する。 続く第2セットも主導権を握った上地は序盤から3ゲームを連取。このリードを守り切り完勝で4強入りを決めた。 勝利した上地は準決勝で第3シードのA・ファン クート(オランダ)と世界ランク14位のリ・シャオフイ(中国)の勝者と対戦する。
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