星稜が初戦突破 天理との名門対決、延長戦を制す センバツ
第94回選抜高校野球大会は第4日の22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、2年ぶり15回目出場で2019年夏の甲子園で準優勝した星稜(石川)が、延長戦の末に、前回大会4強で3年連続26回目出場の天理(奈良)に5―4で勝ち、前回出場した第91回大会(19年)に続いて初戦を突破した。センバツ通算10勝となった星稜は第8日(26日)第1試合の2回戦で只見(福島)―大垣日大(岐阜)の勝者と対戦する。 【過去には小芝風花さんも】歴代センバツ応援イメージキャラ 星稜の林和成監督(46)はセンバツを最後に3月末で退任することを既に発表している。 ◇星稜、投手陣が奮闘 星稜が延長戦を制した。3―3の延長十一回2死一、三塁から走者が動き、一塁手の悪送球を誘って一挙2点を勝ち越した。先発のマーガードが八回途中2失点と好投。2番手の武内が逆転を許さなかった。天理は先発の南沢が粘り強く投げ続け、1点を追う延長十回には内藤の適時打で追いついたが、わずかに届かなかった。 ◇星稜・林和成監督 マーガードは私が見た中で一、二番にいい投球をしてくれた。2番手の武内は気持ちの強い子で、甲子園初マウンドだが、緊迫した場面で抑えてくれた。強豪の天理さんに勝てて、自信になった。 ◇天理・中村良二監督 追い付くところまでは(2度)いけたが、あと一本が出なかったのが力の差。マーガード君はカットボールが武器と聞いていたが、バットに当てさせてもらえなかった。いい教訓にしていきたい。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。