元財務省“超エリート官僚”が書いた「ビジネス教養本」が“密かな人気”になっていた…その「すごい中身」を明かす!
元財務官僚が説く「リーダー論」
中原氏はこう記す。 「今日のリーダーたちも部下を慰留することがあるだろう。その際、慰めるだけではなく、理由付けまで用意するほどの配慮ができたろうか振り返ってもらいたい。あるいは、自ら質素倹約に努めて、有事に備え士を養うことができているか省みてもらいたい」 優秀な部下を慰留するしっかりとした理由付け、さらにはその部下が何があろうとその上司の元を離れない決意を強める――。人材流出のピンチをどうチャンスに変えられるか。人材獲得・流出が喫緊の課題となるなか、中原氏が説く池田輝政の事例は現代の管理職にとって必読といえるだろう。 ---------- 【中原氏の略歴】 中原広(なかはら・ひろし) 1981年、東大法学部卒業、財務省(当時は大蔵省)入省。2014年に財務省理財局長、2015年に国税庁長官。2016年、信金中央金庫入庫(本書刊行時は信金中央金庫副理事長)。 ----------
マネー現代編集部