【速報】京都市内の小学校で6年生児童が塩酸から発生した気体を吸って気分不良になったか 9人を病院に搬送
12日正午すぎ、京都市立の小学校で塩酸などを使った理科の実験のあと、児童9人が気分不良などを訴え病院に運ばれました。いずれも症状は軽いということです。 午後0時50分頃、京都市西京区の市立桂東小学校で「理科の実験中に児童が気分が悪いと訴えている」とこの学校の教師から消防に通報がありました。 京都市消防局などによりますと、午前11時40分ごろ、理科室で塩酸のにおいを嗅ぐ実験をしていたところ、小学6年生の児童が相次いで目やのどの痛み、せきなどの症状を訴え出したということです。 男子児童6人、女子児童3人のあわせて9人が病院に搬送されましたが、全員軽症とみられます。 ビーカーに入れた薄めた塩酸を試験管に移してにおいを嗅ぐ実験をしていて、女性の教師が1人で授業にあたっていたということです。 警察などは理科室の換気の状況を調べています。