「説明責任果たして」田畑裕明議員にKNBなど県内報道機関が再度の会見申し入れ
KNB北日本放送
自民党・富山1区の田畑裕明衆議院議員の無断党員登録問題をめぐり、先月の会見で説明責任を果たしていないとして、KNBなど県内の報道機関は田畑議員に対し、再度会見を開くよう共同で申し入れました。 田畑議員は先月29日の会見で、本人の承諾なく無断で登録したり架空の名前で登録したりした党員が262人にのぼると明らかにしたうえで、自らの関与は改めて否定しました。 記者からの質問に対しては、明確な証拠を示さずに説明を続け、会見時間については当初の予定からは延長しましたが、質問が途切れていない中、50分ほどで打ち切っていました。 これを受けて、KNBなど県内の各報道機関でつくる県政記者クラブは「問題への社会的関心は依然として高く、現時点では公人としての政治家に求められている説明責任を果たしていないと言わざるを得ない」として、改めて会見を開くよう田畑議員の事務所に申し入れました。回答期限は今月11日です。 田畑議員の会見での説明については、自民党内からも「説明が不十分」という意見があがっていて、県連と富山市連はあさって土曜日にも、田畑議員本人から直接説明を聞く予定です。