Aぇ! group佐野晶哉主演ドラマ『離婚後夜』に、THE RAMPAGE長谷川慎が“モラハラ夫”役で出演決定
■「“モラハラ夫”という役ですが、そこには葛藤や愛が隠れていて、そんな(自身が演じる)真也がとても人間味があり魅力的に思えます」(長谷川慎) 【画像】“モラハラ夫”役に挑む、THE RAMPAGE長谷川慎 佐野晶哉(Aぇ! group)が地上波連続テレビドラマ初主演を務める『離婚後夜』が、ABCテレビの10月クール・ドラマL枠で放送。 そしてこのたび、佐野演じる主人公・伊織がピュアな恋に落ちるヒロイン・香帆役に久保田紗友、強烈なモラハラ夫・真也役に長谷川慎(THE RAMPAGE)が決定した。 カフェでバイトをしている大学生・宝条伊織(佐野晶哉)は、大企業の社長を父に持ち、これまで損得勘定で近づく女性が多く、恋に興味を持てないでいた。そんななか、カフェの常連客で小説家の香帆(久保田紗友)と、思いがけない出会いを果たし、惹かれていく。 一方の香帆は、夫の真也(長谷川慎)から強烈なモラハラを受けながらも、懸命に真也を支え続けていた。だがある日、真也の浮気現場を目撃。しかも、悪びれることなくなじり続ける真也に、香帆は離婚を決意するのだった。自分に自信を持てず、失意の真っただ中にいた香帆の心を埋めたのは、伊織の純真な想いだった――。 久保田紗友は、ヒロイン・香帆の憂いと、本当の恋に気づいていく姿を、その透明感で包み込むように表現。香帆のモラハラ夫・真也を演じる長谷川慎は、妻への風当たりはキツいながらも、その内に秘める想いものぞかせる難役に挑む。 本作には、映像制作者集団「分福」の気鋭監督が集結。本作を手掛ける佐藤快磨監督、川和田恵真監督、多賀公英監督のスペシャルコメントも届いた。 キャスト&スタッフコメント ■久保田紗友(金織香帆 役) Q. 『離婚後夜』というタイトルの印象からお聞かせください。 久保田:最初、少し大人の物語なのかなと身構えたのですが、原作を読ませていただいて、バツイチから始まるピュアな恋愛物語で安心しました(笑)。バツイチ26歳という設定、そしてお淑やかで柔らかい香帆のような役柄に初めて出会ったので、私を通した時にどのような人物に出来上がるのか私自身も未知で楽しみになりました。 Q. 原作の印象はいかがでしたか? 久保田:原作は面白くてあっという間に読み終えてしまいました。どんなに長い時間費やしていたとしても終わりは呆気なかったり、ひょんなことから世界が変わったり、きっと生きていたら誰もが経験することだと思います。どんな経験にも意味があって、必ず自分を成長させてくれる材料になっていく。この作品はラブストーリーという括りだけではなく、登場人物全員が経験を通して成長していく物語でもあると感じました。 Q. 演じる香帆についての印象は? 久保田:香帆は人の幸せの為なら自分を犠牲にできる慈愛の心を持っている女性で、その優しさ故に人に頼ったり悩みを人に打ち明けられず一人で全て抱え込んでしまい、生きづらさを感じている女性なんだろうな、と。 ですが、自分の信念は大切に守り抜く強さを秘めている女性でもあるんだろうなと思いました。 Q. 演じる上で楽しみにされていることは? 久保田:キャストやスタッフの皆さんは初めましての方たちばかりなので、皆さんとの化学反応でどのような香帆像になっていくのか楽しみです。読み合わせの段階で、佐藤快磨監督が「いつも以上に意識的に相手の目を見ながら芝居をして、その中で動くものを大切にしたい」と仰っていました。 伊織くんといる時の香帆、真也といる時の香帆、相手が違えば当たり前に空気感も変わってくると思いますが、相手との距離感や瞳の奥の感情を繊細に掬って丁寧に香帆を演じられたらと思います。 Q. ドラマを楽しみにしている皆さんへメッセージを。 久保田:過去に捉われずに前に進んでいく香帆の姿や、純粋に人を愛する伊織くんの姿に心が救われたり、ピュアな気持ちを取り戻したり、そんなドラマになればいいなと思います。ぜひ楽しみにしていて下さい。 ■長谷川慎(THE RAMPAGE/金織真也 役) Q. 『離婚後夜』というタイトルの印象からお聞かせください。 長谷川:”離婚”という言葉が入っているので、見た時は少しネガティブな印象を受けましたが、”後夜”が後に続いているので離婚後どういう展開になる話なのか…と、とても気になりました。 Q. 原作の印象はいかがでしたか? 長谷川:読み始めは僕が演じさせて頂く真也と、久保田紗友さん演じる香帆の関係がとても強く出ていて、少し複雑で緊張感のある作品だと思っていたのですが、離婚後に香帆が伊織と出会う事でどんどん香帆と作品自体が明るくなっていく…そんな印象を受けました。 Q. 演じる真也役についての印象は? 長谷川:“モラハラ夫”という役で、最初はそんな真也に対して怖い印象を持っていましたが、台本を読み進めていくと香帆への“愛”が垣間見られる瞬間が所々にあったりして。 実は人間味のある人なのでは、と今では感じています。 Q. 演じる上で楽しみにされていることは? 長谷川:これまで演じてきた役の中でも、今回の真也役は自分の引き出しにはまだなかった役なので、どう演じていけるか、どんな自分になれるかが楽しみです。 Q. ドラマを楽しみにしている皆さんへメッセージを。 長谷川:香帆に対してモラハラをしてしまい、とても冷たくて怖い部分が沢山あります。ですが、見えにくいかもしれませんが、そこには真也なりの考えや葛藤があり、しっかりと愛が隠れていて、そんな真也がとても人間味があり魅力的に思えます。そして、離婚して大切な存在を失って、失った時に気付く“当たり前”がいかに幸せだったかにも気付かされます。シチュエーションは違うかもしれませんが、皆さんの中にもきっとそんな瞬間が今までもあったと思います。“当たり前”なんて事は一つもないと思い、今ある環境や周りの方々に感謝する気持ちを、改めて感じて頂ける作品にもなっていると思います。ぜひ楽しんでご覧ください! ■佐藤快磨監督(映像制作者集団「分福」) 初見では『離婚』という文字に後ろ向きな印象を持ちましたが、誰かにとっては人生の分岐点となる明るい夜なのかもしれないと、原作を読み終えて思い改めました。 誰かを好きになると、それまで自分らしさだと思っていたものが剥がれはじめて、自分らしさがわからなくなることがあると思います。後悔することもたくさんあったりして。それでも恋をすることに向き合い続け、そこに新たな自分らしさを発見していく姿がいくつも描かれている作品だと感じています。 何よりも相手の気持ちを尊重しようとする伊織と香帆にとって、時に相手の心に立ち入らなければならない「恋愛」というものは、とても怖いものだと想像します。そんなふたりが互いの行動や言動に一喜一憂しながら恋心を育てていく姿を、初めての感情を覚えたときの一瞬の表情の変化を、丁寧に拾い集めていけたらと思っています。 一方で、誰かと一緒に生きていくことと自分らしくあろうとすること、その矛盾したふたつを同時に叶える難しさがこの作品には描かれていると感じました。難しすぎるんだから失敗は当たり前で、いつか恋愛と自分らしさの良いバランスを見つけるまでの渦中ということで、離婚も苦い初恋も前向きに捉え直せるのかもしれないなと。 そんな登場人物たちの心情が想像できるような、見えないはずのものが可視化されるようなシーンを、キャスト、スタッフ全員で意見を擦り合わせながら作っていきたいです。 主演・佐野さんは、クランクイン前に3度の読み合わせ、立ち稽古の時間を作ってくださり、とてもありがたかったです。佐野さんの柔らかなお人柄や、時折見せる真っ直ぐな眼差しは伊織にぴったりだと感じました。佐野さんにしか演じられない伊織を撮影を重ねる中で一緒に見つけていけたらと思います。 ■川和田恵真監督(映像制作者集団「分福」) 今回、素敵なご縁をいただき、3話、6話、8話を監督させていただくこととなりました。原作を読み、伊織の純粋すぎるくらいのまっすぐさや、傷ついた香帆が揺れ動きながらも自己肯定感を獲得していく過程に心を打たれました。 伊織と香帆、少し不器用なところもあるふたりが、ピュアに関係を積み重ねていく時間や、互いを見つめるまなざしを繊細に捉えたいと思っています。 今時、珍しいくらいのピュアなドラマになると思います。視聴者のみなさまにもぜひ楽しみに放送をお待ちいただければと思います! ■多賀公英監督(映像制作者集団「分福」) 4話、5話、7話の監督をさせて頂きます。僕自身、ドラマ作品の監督をするのは初めてで、3人の監督で全10話を撮るという共同監督作業も初めての中、始めはドキドキしながら参加させて頂きました。 原作を読ませていただいた時、それぞれのキャラクターの中に、人間の不器用さが描かれているなと思うと同時に、共感する部分もありました。 原作のキュンとするシーンや、ハラハラとする展開を佐藤監督と川和田監督と知恵を合わせ、素晴らしいキャスト、スタッフの方々と共に、観てくださる方が、伊織と香帆のとてつもなくピュアな恋の行方にドキドキしながら楽しんでいただけるドラマになるように頑張ります。 番組情報 『離婚後夜』 ◇ABCテレビ ※関西 10月13日スタート 毎週日曜 24:10~ ◇テレビ朝日 ※関東 10月12日スタート 毎週土曜26:30~ ※放送終了後、TVerにて見逃し配信 出演:佐野晶哉(Aぇ! group)久保田紗友 長谷川慎(THE RAMPAGE)他 原作:『離婚後夜』(*あいら*/taskey/HykeComic) 脚本:遠山絵梨香 渋谷七味 主題歌:「Never End」Aぇ! group(ユニバーサル ミュージック) 監督:佐藤快磨 多和田恵真 多賀公英
THE FIRST TIMES編集部