2引分という煮え切らない結果を残したテン・ハーグは結局どうなるのか「ラトクリフの反応がすべてを物語っている」
やはり解任が現実的か
プレミアリーグ第7節でアストン・ヴィラと0-0の引き分けに終わったマンチェスター・ユナイテッド。解任の噂が引きも切らないエリック・テン・ハーグ監督の進退は先日のELポルト戦、そしてこのヴィラ戦の結果いかんで判断されるとのことだったが、どちらも引き分けという煮えきらない結果に終わっている。 [動画]ドローに終わったアストン・ヴィラ戦 これでユナイテッドは5戦未勝利となり、プレミアリーグでは2勝2分3敗の14位、プレミア創立以来最悪のシーズンスタートとなっている。しかしアストン・ヴィラのホームで無失点を達成し、勝ち点を持ち帰ったという結果だけを見れば悪いというわけでもない。ユナイテッドは代表ウイーク期間に役員会議を行ってテン・ハーグの進退を判断するというが、同監督の首は繋がったのかどうなのか、よくわからない結果となった。 英『Mirror』は、共同オーナーのサー・ジム・ラトクリフの反応がすべてを物語っていると伝えている。右腕のデイブ・ブレイルズフォードや新SDのダン・アシュワースとともにヴィラ・パークに訪れていた同氏は、試合終了のホイッスルが鳴るとすぐに立ち去っている。 同紙によれば、金曜日にテン・ハーグを信頼しているかと問われたラトクリフ氏は「その質問には答えたくない」と明言を拒んでいたという。 目標はユナイテッドを本来あるべき場所に戻すこと、そして明らかにまだそこに達していないとも話していたラトクリフ氏。昨季末には解任間違いなしと思われていたテン・ハーグは今季意外な延命を果たしたが、結局シーズン序盤で解任されてしまうことになるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部