【ボートレース若松】若松3連覇中の羽野直也が主役候補の筆頭
ボートレース若松の「ビッグベアーズカップ」は7日に開幕する。12R「ドリーム戦」メンバーは1号艇から羽野直也、清水敦揮、河合佑樹、寺田祥、松田大志郎、柳生泰二という豪華な顔ぶれで、渡辺浩司、伊藤将吉、益田啓司がドリーム戦からもれるほど。他にも川上剛、川北浩貴、松尾昂明、石倉洋行らV候補は名前を挙げればキリがないほど主力陣の層は厚い。 前節のGW戦が良機シリーズだったので、今節は低調機が全て使用される上位機・低調機が混在。温水パイプが外されて2節目ということもあり、エンジン相場は流動的ではあるものの、パワーの差が大きくなりそうな雰囲気はある。 主役候補筆頭の羽野は当地で3連続優勝中。実力的に何ら驚きはないが、本人にその話を振ると、「そうでしたっけ?」とびっくりしていたことに、こちらがびっくり。まあ、全て一般戦なので当たり前といえば当たり前だが、今節は4連覇がかかるシリーズ。手にしたのは中尾優香が最終日にセット交換をしているエンジンで不安要素はあるものの、普通に動けばしっかりV戦線をリードするだろう。 羽野の強敵になりそうなのは寺田と河合。寺田は2連対率トップのAランク機をゲット。当地ではいつも抽選運がいいイメージだが、今回も言い訳ができないエンジンを手にした。河合はGW戦の池永太の優出機で、Aランクにしてもいい上昇機。寺田からはいいコメントは出ていないが、河合は「いいエンジンかなって雰囲気はある」と早くも手応えを得ていた。 逆に厳しい戦いになるかもしれないのが柳生。中間整備でギヤケースが交換されているが、「人との比較以前に、乗った感じが最悪」と涙目。どこまで立て直してくるだろうか。 なお、今節は134期の2世レーサー香月大輝(父は香月大介)と、齊藤廉(父は齊藤仁)がデビュー戦を迎える。
マクール