県が9億2700万円を専決処分 鳥インフルエンザ対応 防疫措置は完了【愛媛】
今月、西条市で2件の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受け、県は26日、対応や支援に係る補正予算を専決処分しました。 県によりますと補正予算の総額は約9億2700万円でこのうち約8億9000万円が鳥の殺処分や農場の消毒作業に係る事業費です。 今シーズン愛媛では西条市内で2件の鳥インフルエンザが発生し関連農場を含む4カ所の農場であわせて約33万7000羽が殺処分され、2例目の防疫措置は26日に完了しました。 これらの作業にはのべ6500人ほどが動員されたということです。 また発生農場の半径10km圏内には感染が確認されていない9つの農場があり、商品を出荷できない搬出制限がかかっていますが、この間の鳥のエサ代などの支援として3600万円あまりが補正予算に計上されました。 なお、半径3km圏内にかかる移動制限は来月17日に解除される見通しです。