合同チームから生まれる絆。都立高5校がラグビーフェスティバル開催
合同チームには、「単独では試合に出られないから仕方なく合同でチームを組んだ」という負のイメージがつきまとう。 しかし、今、時代のキーワードは「多様性」だ。学校の垣根も年齢の壁も超え、ラグビーマンたちが集う合同チームだからこそ生まれる新たな絆は、ただOBたちが昔を懐かしむ場ではなく、現役部員たちも交えた多様なラグビーの場ともなるのだ。 全国各地で、母校のラグビー部が休部、あるいは合同チームで参加していることに寂しさを抱いている人も、かつての仲間に声をかけ、母校の練習や試合をのぞいてみてほしい。 そこから生まれるラグビーの絆は、きっとあなたの人生だけでなく、日本のラグビーの将来も豊かにしてくれる。 (文:十枝慶二)