[深層NEWS]ロシアが中距離弾道ミサイルで攻撃、佐藤正久氏「核兵器は現実世界のものに」
自民党の佐藤正久・元外務副大臣と秋山信将・一橋大教授が9日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ウクライナを侵略するロシアの「核の脅威」について議論した。
新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」でウクライナを攻撃した昨年のロシアの行動を巡り、佐藤氏は「核搭載可能なミサイルの使用で、核兵器は(より)現実の世界のものとなった」と指摘した。
秋山氏は「国際社会はプーチン(露大統領)が(どこまでの軍事行動に出るかの)本意がどのあたりか学びつつあった」とし、レッドライン(越えてはならない一線)を曖昧にするために、ロシアが新兵器の投入を続けているとの見方を示した。