SUGIURUMN、TAKAHIROMIYASHITA The Soloist.コレクションのサントラ2作発売
8月に7年ぶりのアルバム『SOMEONE IS DANCING SOMEWHERE』をリリースしたSUGIURUMNが、アルバム制作の大きな契機となった作品2タイトルを同時リリース。 ファッション業界のカリスマ、宮下貴裕が主催するTAKAHIROMIYASHITA The Soloist.の2021年SS/FW、2022年SS/FW、2023年SSの合計5回のコレクションに提供した楽曲をコンパイルしたアルバムを10月11日(金)にカセットでリリースします。 ファッション・シーンでその孤高のスタイルと独自のスタンスを貫き、世界的に評価の高い宮下貴裕のTAKAHIROMIYASHITA The Soloist.が世界的なパンデミックの中、コレクションが開催できない時期にそのコンセプトを表現した映像のサウンドトラックを杉浦英治が手がけました。 音楽ファンとしても有名な宮下がサウンドトラックの制作を依頼したのが当時The Alexxとしても活発に活動していたSUGIURUMN / 杉浦英治でした。The Alexxのサウンドに注目した宮下のプロデュースの元、試行錯誤しながら彼のイメージをサウンドに変換する作業は彼にとって初の体験となりました。終わりのない作業、正解のない迷路をくぐりぬけ杉浦英治の意識が宮下貴裕の脳内にシンクロするほどの体験だったとのこと。この緻密で濃厚な制作体験がSUGIURUMNの新作『SOMEONE IS DANCING SOMEWHERE』のより自由で幅広い音楽性を持ったスタイルへとつながることになります。 出来上がった楽曲はそのままハリウッドの映画でも通用するレベルのサウンド・スケープとなりました。たったひとつのビート、一音のハイハットすら研ぎ澄まされ、深さと奥行きを持ったサウンドはパンデミックに沈んだ世界をそのまま表現したような緊張感を湛えています。この作品はレフトフィールドなダウンテンポからダブ、ブレイクスそしてインダストリアルからロックまで縦横に展開する意欲作となりました。2021年には最初に手がけたコレクションのサウンドトラックが限定100枚のアナログ盤『doe(s)』としてEiji Sugiura名義でリリースされ即完売。今回はLP未収録曲も加え2曲を入れ替えて『Eiji Sugiura Selected Works for TAKAHIROMIYASHITA The Soloist. 1』としてリリース。また音源化されていない2022年SS以降のコレクションの音源も『Eiji Sugiura Selected Works for TAKAHIROMIYASHITA The Soloist. 2』として同時発売となります。