阪神2軍は逆転負け 西純は6回無失点 百崎がチーム唯一の適時打 和田2軍監督【一問一答】
「フェニックス・リーグ、阪神2-3IPBL選抜」(10日、SOKKENスタジアム) 【写真】チーム唯一の適時打!百崎が猛アピール 阪神2軍は第1クール最終戦、IPBL選抜に逆転負けを喫した。先発の西純は6回3安打無失点と好投。打線は五回に百崎の適時打で2点を先制した。 しかし2点リードの七回に登板した伊藤稜が3失点。九回の攻撃では先頭・福島の安打から2死一、三塁の好機をつくったが、サヨナラ勝ちとはならなかった。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -西純が6回無失点。 「抑えはしたんだけどね、やっぱり真っすぐの走りが悪いね。140(キロ)超えたのが何球かしかなかったからね。ガンが全てではないけど、やっぱり持ち味の強い真っすぐがもうちょっと足りないかな」 -要因は本人も分かっている。 「ここでは言わないけど、もちろん理解はしてね。なんとかっていう気持ちでやってんだけど、それでもね、抑えるのは、やっぱり投球術とか、そういうものはある程度持ち合わせてやってんだけど。このままね結果をうんぬんっていうとこじゃないんでね。やっぱりもう一回、自分のピッチングスタイルというか、長所をね、元に戻すというか、もうそこだよね。そこに取り組んでもらいたいな。フェニックスはね」 -川原、佐藤蓮も抑えた。1軍にいつでもいける準備をしないといけない選手。 「ていうかあいつらの場合は状況とか、どこでやるからとか関係なくとにかく、マウンドに上がったら、1イニングをしっかり抑える、それも、内容も含めてね。というところが求められるピッチャー。今年本当にレベル上がったよね、2人ともね。その中で、そこで絶対甘んじてはいけないし、もちろん本人たちも満足はしてないしもっと良くなろうという思いでね、今日のマウンドでもねそれが見て取れるようなマウンドだったんで。それはもう、その姿勢はもう絶対続けていかないといけないよね」 -1軍を経て意識は成長しているか。 「やっぱり大観衆の前でね、2人とも1イニングをしっかり投げてきて。それまでもね、それまでもっていうか、1年とは言えないけど、特に後半ね、ずっと状態よく投げているものが、そこで、あの場で出せたっていうのはね、非常に大きいし、本人たちの自信にもなってるんでね。だから、そうなるとこういうマウンドでも、やっぱり少し余裕みたいなものがね。余裕こいてやってるわけじゃないけど、抑えられるなってベンチで見ててもわかるぐらい、やっぱね、上(1軍)を経験しての余裕とは言いたくないんだけど。そういう風に見えるよね。いい意味でね。それぐらい成長してるということなんで。ただ、戦いはこれからなんで。この間のマウンドは、投げさせてもらったっていうマウンドだから、今度は勝ち取らないと。勝ち取って、そこに行く。そのスタートをしているわけだから。もちろん今日のね、マウンドも2人とも良かったし。それを続けていくことでね、いろんなものが見えてくると思うので。それは続けててほしい」 -百崎がいいところで打った。一年通して成長は。 「成長というか、もう本当に今年1年はがむしゃらにやって、それで見えてくるものが、何が足りなかったか。一年で、どこでバテたか。もう、終わってみないとわかんないことがいっぱいあるんでね。もうとにかく、一年間がむしゃらにやって、そこで、一年を振り返って、それで、来年に進むと。今はもう1打席1打席必死になってねやってくれたらいいと思う」 -スタメンで山田が二塁。経験を積むという意味で。 「そうそう。山田だけじゃないけど、内野が4人しかいないっていうのもね、もちろんあって。ショートは山田だけじゃないんでね。主にはショートやらせるけど。それは高寺だってね、ショート守らないといけないし。そこでできるポジションというところでね。レギュラー取ってしまえばね、1つのポジションでいいかもしれないけど、そこに行き着くまでにはね、やっぱりもうひとポジションぐらいはね、守れた方がいいし。そういう経験ができる場なんでね、ここはね。そういう意味で。何も、セカンドにしようとか。できた方が、ということ」 -明後日の先発。 「マルティネス」