いよいよ10月、シーズンが開幕するバスケットボール男子・B2の富山グラウジーズ。 18日公開練習が行われました。 チームの意気込みを取材しました。 18日、富山グラウジーズはシーズン開幕に先立ち今週末行われる、天皇杯2次ラウンドに向けて守備の連携や戦術の確認などを行なっていました。 昨シーズンは勝利数がB1で最も少ない4勝56敗。 また、最多連敗記録となる32連敗を喫して最下位に。 Bリーグ創設から8シーズンB1で戦い抜きましたが、トップリーグ参入以降初めてB2に降格しました。 新しい指導者のもと再起を図る今シーズン。 指揮をとるのはスペイン出身ダビー・ゴメスHC・35歳。 若くしてドイツやデンマークでのコーチ経験もあり、昨シーズンまで在籍した滋賀では、チームを最短の1シーズンでB1復帰へと導きました。 ＊富山グラウジーズ　ダビー・ゴメスヘッドコーチ 「Bリーグなかでの史上初の2年連続での1シーズンでのB1復帰を目指して頑張りたい」 ゴメスHCのもと、B1復帰へ！ 勝利のカギを握るのは…。 ＊リポート 「今シーズンは身長2メートルを超える選手が3選手加入しました。新加入選手の高さを活かしたプレーに注目です！」 昨シーズンのチーム課題、得点力とディフェンス力を補うため5選手が新加入。 なかでも昨シーズンB2で得点王とリバウンド王の2冠に輝いたユージーン・フェルプス選手や、バスケ強豪国ドイツやギリシャなどヨーロッパでの経験もあるアーロン・ホワイト選手などオフェンス力の大幅アップが期待されます。 また今シーズンキャプテンを務めるのは、新加入・PGの藤永佳昭選手。 千葉ジェッツやアルバルク東京などトツプチームでのプレー経験を活かしてチームを束ねます。 ＊富山グラウジーズ　藤永佳昭主将 「試合だけではなく練習の取り組み方もチームに還元したい。レギュラーシーズンを勝ちにつなげられるように勝ちをチームの中で強調しながら進んでいきたい」 そして、在籍17年目。 チームの浮き沈みを見てきたミスターグラウジーズ・水戸健史選手。 静かに闘志を燃やします。 今期グラウジーズ17年目チーム最年長39歳。 ＊富山グラウジーズ　水戸健史選手 「1年でB1に上がれるようにシーズンにのぞみたい。今シーズンは昨シーズンとは違うグラウジーズを見せたい。ぜひ会場に足を運んでください」 富山グラウジーズは今週末、天皇杯2次ラウンド、そして開幕戦はホームで10月5日・6日です。 また、富山市出身の馬場雄大選手は今シーズンもB1の長崎ヴェルカでプレーすることが9月発表されました。 またNBAの開幕戦も10月下旬です。 今シーズンも県勢バスケ選手の活躍に期待です。