主戦の左腕桜井椿稀（つばき）は１４０キロを超える直球と変化球を低めに集める。山形大会で３試合に登板し、２１回を投げて２１三振を奪った。３試合で１９回⅓を投げてわずか１失点の２年生左腕、杉浦朔が控える。 　チーム打率は３割２厘。４番桜井を含め５選手が打率３割超と打線に切れ目がない。決勝の東北文教大山形城北戦では、先発全員の１６安打と実力を示した。 　佐藤俊監督は「どんな場面でも冷静に対処していきたい」と気を引き締めている。 【山形大会の戦績】 ▷２回戦　　２―１　山形中央 ▷３回戦　１０―０　惺山（５回コールド） ▷準々決勝　５―０　東海大山形 ▷準決勝　　６－５　日大山形 ▷決勝　　１１―１　東北文教大山形城北