【万博】警備費用またも増額、約55億円増えて総額255億円に 機運醸成費用も増額「やむを得ない」
読売テレビ
大阪・関西万博で国が負担する会場内の警備費用が、約55億円増額される見込みであることがわかりました。 開幕まで4か月余りに迫った大阪・関西万博。その費用が、またもや増額!? 大阪・関西万博の会場内における警備費用は、これまでは約200億円で国が負担することになっていました。しかし…。 伊東良孝・万博相 「増額になったのは、会場内の安全確保に万全を期するための費用、約55億円であります」 伊東万博担当大臣は、警備費用が約55億円増えて、総額は約255億円になると発表しました。 来場する各国の要人が想定よりも多く、VIPゲートを増設する必要が生じたことに加え、参加国が独自に建設する「タイプA」のパビリオンが当初の想定より大幅に減ったことで、空きスペースに休憩所などを整備することになり、その警備を日本側で行うことも要因だということです。 そして、さらなる増額も…。 伊東良孝・万博相 「全国的な機運醸成等に要する費用、約29億円」 「機運醸成費用」とは、万博の認知度を向上させるため国内や海外でのイベント、宣伝などにかかる費用です。これまで約40億円としていましたが、この機運醸成費用についても追加で29億円ほどの増額を見込んでいて、所管する内閣官房と経済産業省は、来週、国会に提出する補正予算案に、今回の増額分についても盛り込むとしています。 増額分はすべて国負担。国民の理解は得られるのでしょうか。 伊東良孝・万博相 「臨機応変に対応しないと、あと半年以内という差し迫った状況なので、やむを得ない」