福岡城跡や鴻臚館跡で「光のナイトウォーク」開催中…竹明かりやホログラムの投影で幻想的な夜の散歩
福岡市中央区の福岡城跡と鴻臚館跡の一帯で、ライトアップイベント「光のナイトウォークin福岡城・鴻臚館~竹花玄夜と舞~」が行われている。レーザーやプロジェクションマッピングといった最新技術と伝統的な竹明かりを織り交ぜて園路や石垣を照らしており、幻想的な夜の散歩を楽しめる。25日まで。 【写真】竹明かりのゲートの中に映し出された舞のホログラム
福岡の夜の新たな楽しみや文化財を生かした魅力づくりを進め、天神・博多に集中しがちな人の周遊をより広げる目的で、市が今年初めて企画した。
会場では、城内の園路を竹明かりの優しい光で照らすほか、人の動きに反応して動く、桜の芽吹きなどをイメージした光の演出も行われている。場内の各所では、欧州を中心に活躍する舞台芸術家・森弘一郎氏の舞をホログラムで投影する取り組みもあり、ひと休みできる茶店も開店する。
有料で竹明かりのレンタルやスタンプラリーも行われており、市地域観光推進課の小柳芳隆課長は「いつもと違う福岡城の幻想的な雰囲気をぜひたくさんの方々に見ていただきたい」と話している。
開場は午後6時~午後9時で入場は無料。詳細は特設サイト(https://chikkagenya.jp/)へ。