同意がない性行為は全て強姦 仏大統領、基準厳格化に賛意
【パリ共同】フランスのマクロン大統領は13日までに、同意がない性行為は全て強姦だとする厳格な基準を国内で導入することに賛意を示した。フランスメディアが報じた。現行法には暴力や強要、脅迫などの概念が含まれているが、同意については言及されていない。 マクロン氏は8日、女性の権利団体に「同意の概念が法に明記されるべきだということはよく理解している」と述べた。フランスの議員グループは、4月中旬に提出予定の法律に同意の概念を加えるかどうかを検討中。 スペインでは2023年、同意のない性行為を全て強姦だとする新たな法律が承認された。