中川大輔、八木莉可子、男性ブランコが意気込みを語る! 『鴨川ホルモー、ワンスモア』合同取材会レポート
ニッポン放送と「ヨーロッパ企画」上田誠のタッグで贈るエンタメ舞台シリーズ第4弾『鴨川ホルモー、ワンスモア』(2024年4・5月上演)の合同取材会が開催され、出演者の中川大輔、八木莉可子、男性ブランコの浦井のりひろ&平井まさあき、脚本・演出を務めるヨーロッパ企画の上田誠、原作・万城目学が出席した。
ニッポン放送×上田 誠(ヨーロッパ企画)第4弾!! ベストセラー小説を豪華キャスト陣で舞台化 ニッポン放送開局70周年記念公演『鴨川ホルモー、ワンスモア』2024年4・5月上演
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まずは、先日 「八月の御所グラウンド」で第170回直木賞を受賞した万城目学にキャストを代表して中川から花束が贈られると、万城目は「ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべた。
冒頭の挨拶では、「こんな(万城目先生が賞を取った)素敵なタイミングで演じられることが嬉しいです。良い流れに乗って、舞台も成功させたいです!」と意気込みを語る中川。また、初めての舞台出演となる八木も「とても緊張しています。ですが、上田さんから“楽しみながらやってほしいと言われたので、楽しみながら、精一杯しがみついて頑張りたいともいます!」と気合い充分だ。
ヨーロッパ企画の舞台に初参加となる浦井は、「今から本当にワクワクしています。普段は相方と2人でコントをしているので、これだけの人数と一緒にやるというのはあまりないことなので、皆さんの顔を平井に置き替えて緊張しないようにします」と。もともとヨーロッパ企画、そして原作のファンだという平井は「素晴らしいスタッフ・キャスト陣に囲まれて、こんな楽しそうな現場に呼んでいただいて、“最も高い”と書きまして“最高”です!」とコメントし、報道陣の笑いを誘う。
そして万城目は、「原作を書いたのは18年前と、かなり昔。それが今こうやって若い皆さんに演じてもらえるのが嬉しいです」と舞台化に期待を寄せている様子。
万城目氏が言った通り、原作は18年前に出版。それを何故、今このタイミングで舞台化するのか質問が飛ぶと、上田は「以前『たぶんこれ銀河鉄道の夜』という舞台をやった時に、万城目先生が観に来てくれたんです。その際、舞台化にオススメの原作を聞いたら『鴨川ホルモー』と即答されて。おそらく冗談で言われたと思うのですが、僕は“これ、あるな!”と思いました。それから“大群像劇コメディ”にしたいと構造を始めて、原作に描かれているのと別の、裏の物語も組み込んで仕上げていきたいと思っています」と思いを語った。