なぜ獲った…。バルサ、冬の大失敗補強5選。あまりに残念…。まったく活躍しなかった実力者たち
FW:ロナルド・デ・ブール(元オランダ代表) 生年月日:1970年5月15日 在籍期間:1999年1月~2001年1月 バルセロナ通算成績:55試合3得点5アシスト オランダのレジェンド、ロナルド・デ・ブールもバルセロナが冬の補強で失敗した1人だ。アヤックスの下部組織出身の同選手は17歳でトップチームデビュー。1989/90シーズンから定位置を掴むと、同クラブに在籍した約9シーズンで計14個ものタイトルを獲得し、1994年と1996年にはオランダ年間最優秀選手に選出された。 全てを勝ち取ったロナルド・デ・ブールは、1999年1月にアヤックスで共闘したルイス・ファン・ハール監督率いるバルセロナへ移籍。恩師の下で加入後すぐに定位置を確保して1998/99シーズンのラ・リーガ優勝に貢献したが、同選手のパフォーマンスはアヤックス在籍時とは程遠いものだった。 翌シーズンにはチーム内での序列が低下すると、99/00シーズン途中からベンチを温める日々。ピッチに立ってもほとんど結果を残すことが出来ず、在籍した約2年間で公式戦55試合3得点5アシストという不甲斐ない結果に終わってしまった。
MF:ケヴィン=プリンス・ボアテング(元ガーナ代表) 生年月日:1987年3月6日 在籍期間:2019年1月~2019年6月 バルセロナ通算成績:4試合0得点0アシスト ヘルタ・ベルリンでプロキャリアをスタートしたケヴィン=プリンス・ボアテングは、トッテナム、ドルトムント、ACミランなど様々なクラブでプレー。各国リーグでタイトルを獲得し、2019年1月に買取オプション付きの半年間のレンタルでバルセロナにやってきた。 バルサは同時期にムニル・エル・ハダディが退団。ルイス・スアレスのバックアッパーが不在となったため、2018/19シーズンにセリエAでリーグ戦13試合4得点1アシストの活躍を見せていた31歳のボアテングに白羽の矢が立ったのだ。 経験豊富な同選手には即戦力となる活躍が期待されたが、バルサ加入後はベンチとベンチ外を繰り返す日々。半年間のレンタル移籍とはいえ、公式戦出場はわずか4試合で結果を残すことも出来なかったボアテングの獲得は、明らかに失敗だった。