関電・高浜原発1号機 タービン建屋内の配管から「蒸気漏れ」を確認 点検のため出力低下を始める
関西電力によりますと、福井県高浜町にある「高浜原発1号機」において、21日午後11時25分ごろ、タービン建屋内にある2次系の入口配管の一部からわずかな蒸気漏れが確認されたということです。 関西電力は漏れが確認された箇所を系統から隔離し、周辺温度が十分に低下したことを確認したうえで、点検を行ったところ、現時点でプラントの運転状態には問題はないものの今後の運転に万全を期すために、ポンプ自体を停止した上で点検を行うことにしたということです。 このため関西電力は、22日午前9時ごろから、出力低下を開始しました。 これに伴う、環境への放射能の影響はないとしています。