大の里に2万5000人沸く 津幡で夏場所優勝パレード
5月の大相撲夏場所で初優勝した新関脇大の里(24)=本名中村泰輝(だいき)、二所ノ関部屋=の祝賀パレードが7日、出身地の津幡町中心部で行われ、沿道に詰め掛けた2万5千人(町発表)が祝福した。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)とオープンカーに乗り込んだ大の里は「思い出のある道をパレードできて感慨深い」と喜び、14日初日の名古屋場所へ気持ちを新たにした。 【写真】沿道を埋めた観衆に迎えられた大の里と二所ノ関親方=津幡町文化会館シグナス前 紋付きはかま姿の大の里は午後4時半に町文化会館シグナスを出発し、町役場までの約1キロを30分ほどかけて移動。沿道からの声援に手を振って応えた。町役場前で開かれた報告会では「名古屋場所では、もう一度(優勝を)目指して頑張りたい」と決意を語った。 パレードは、津幡町が主催した。