「そんなおじさんがいてもいいんじゃねぇかな」現役最年長50歳Jリーガー伊東輝悦選手“清水が生んだサッカーの申し子”からのラストメッセージ【引退会見全文掲載】
Q.次の若い世代、教えていきたいなとか希望みたいなものはあるか。 伊東選手:そこまでもわからないというか、そんな今の時点では、決めてないっていうか、ただサッカー好きなんで、サッカーに関する何かをしたいとは思ってるんですけど、自分の中でまだはっきりしてないです。 Q.もしもう一度戻れたら、これをやってみたいとか、このプレーを選択したかったとかはあるか 伊東選手:いや、そう別ないですね。過去のいいも悪いもいろいろ全部ひっくるめて、今があると思うんで特別何かとはないですね。 Q.自分で感じる、サッカー選手としての「伊東テル」らしさは。 伊東選手:柔軟性があるとこじゃないかなと思います。 Q.サッカープロ生活で一番うれしかったことは。 伊東選手:こんな僕のために、こんなたくさんの方が集まってうれしいですね。 Q.逆に悔しかったことは。 伊東選手:試合に負ければ悔しいし、勝った試合でも、自分なりに納得がいかないことが多ければ、それはそれで悔しいし。 ■サッカー好きになって、サッカーを楽しんで Q.自分らしくってことは変わらない。 伊東選手:それはわからないと思います。もうここまで来たら変われないと思うし、性格とかそうそう変わるもんじゃないと思うし。どれ時間があるかわかんないですけど。 Q.地元・静岡は伊東選手にとってどんな場所か 伊東選手:僕は小学校1年生からサッカーやっているんですけど、その当時から小学校のグラウンドには照明がついてたんで、それが僕は当たり前と思ってずっと過ごしてきて、でも、他の地域行ったら、それが当たり前じゃないってことで知って、秋田などに行ったら、雪があれば外ではサッカーできないし、そういう意味だと静岡にサッカーをする環境が40年前からあったんだなと思って、そこに指導者の方もいるし、本当恵まれた環境の中で、自然にサッカーに触れてサッカーを始めたんで、静岡に生まれてよかったなと思います。 Q.地域に恩返ししたいという気持ちは。 伊東選手:どういう形でできるかわかんないですけど、サッカーを通じて、いろんなことを学んだと思うし、それを良い形で返したらいいかなと思いますね。