「アイドルマスター」バス、阿蘇で運行スタート 九州産交グループ キャラ描き下ろし、車内アナウンスも担当
九州産交グループは4日、アイドル育成がテーマのゲームやアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」のラッピングバス運行を、阿蘇山上ターミナル行きの便で始めた。出発はJR熊本駅と阿蘇駅の2カ所で、阿蘇観光のPRと地域活性化を狙った。12月1日まで。 熊本の経済ニュース
バスの車体を彩る女性アイドル3人のキャラクターは熊本県出身の設定。くまモンのバッグを身に着けるなど、この企画向けに新たに描き下ろした。車内アナウンスもアイドルの声で流れる。 ラッピングバスは2台用意。熊本駅発着（予約制、1日1往復）で利用するほか、阿蘇駅発着（上り8便、下り9便）でもいずれかの便で使う。 初日の熊本駅発は正午前に阿蘇山上に到着。ファンの乗客らは「〝推し〟のアナウンスが聞けて、県外から乗りに来たかいがあった」などと楽しんでいた。 熊本市のサクラマチクマモトでは、クリアファイルなどコラボグッズを販売。企画の売り上げの一部は、阿蘇市のASO環境共生基金に寄付する予定。（宮崎あずさ）
